ホイッスルボイスの声
高校生の頃、MISIAさんのCDをよく聴いていたので、ホイッスルボイスの真似をしていました。マライア・キャリーとかもやってますよね。
こういうやつです↓
とりあえず有名な、Loving Youで出てくる部分です。
(いつもは練習してないから質はおいておいてm(_ _)m←言い訳w)。
ソプラクートの声
声楽では基本的にホイッスルボイスでは歌わず、ソプラクートを用います。下の動画は発声練習の様子です。
ソプラノ高音チャレンジ。
— よこたん♪9/1Casa ClassicaさんにてLive!! (@utautai_soprano) June 30, 2019
もう一個あげたら届かなかったので、本日はここまで。
以前より安定してきたような気がする(`・ω・´)
弱き己乗り越え強くなるのだ!!♪ pic.twitter.com/aj77wTBH78
(微妙な顔出し…。。)
※ツイッターの読み込みは度々音飛びがあります。m(_ _)m
オクターブ・オクターブ・オクターブ(ここがソプラクート)
です。3回目のところですね。
ホイッスルボイスとソプラクートの違いってなに?
以下、両方やってみての体感&考察です。大きな違いとして、声帯の振動の仕方が違いますね。
ホイッスルボイスはいわゆる「裏声(ファルセット)」ですね。
ホイッスルボイスをたくさん練習すると、その後、なにやら中高音域の音の質が変わってしまいます。いつもよりも軽くなるので、「閉鎖していない状態で音を出している」ことがうかがえます。
…思い返せば、学生時代はむしろこのように超高音を出していました。
高い声自体は出ましたが、声は今よりだいぶ細く・軽かったです。
「声楽的な声」…というより「合唱やってそうな声」とかよく言われていましたし、閉鎖が弱かったのでしょう。
対してソプラクートはきちんと声門閉鎖をして、関連する筋肉を引き伸ばして音を出しています。
低音から超高音まで発声しているので音質が均質なのがおわかりいただけるかと思います。
ホイッスルボイスとソプラクートだと、後者の方が圧倒的に身体を使っている感じがあります(慣れもあるのかもしれませんが)。
一時期ダンスを習っていた時、キャンディードのアリアの超高音域がものすっごい楽になったので、インナーマッスルが鍛えられているかどうかは超高音域の出しやすさに影響を与えていると思います。筋トレで声が変わったという話もよく耳にします。声楽は身体が楽器なのでスポーツ的な要素はかなりあるのでしょう。
ハイトーンボイスの出し方?
「超高音域はもともと出る人と出ない人がいる」とききます。どうやって出るようになったのか?ときかれることが学生の頃からよくありましたが、思い返せば、小さい頃から危機的状況で発する悲鳴は一際「鳴る」子どもでした(「すげぇ悲鳴(笑)」ってネタにされるくらい・笑)
歌唱でだそうと思うと当初はまだ出なかったので、最初は上記のような「身体が反応して自然に出ちゃう悲鳴」をイメージし、悲鳴~ポルタメントで音を下ろしてくる…などの練習をするところからスタートしました。(練習室から響き渡る悲鳴…きっと耳にした人はギョッっとしたと思いますw)
昔、「叫べない奴は歌えない」とテノール歌手が言っていたという記述を読んだことがありましたが、動物的な反応をテクニカルに構成しなおすと歌になっていくのかもしれません。
私が教える時、「黄色い声」をあげさせたり、試合に勝った時の裏声:「フォー!!!」をみんなで出したりすることがありましたが、こういう「奇声」の類がヒントになることはよくあるかなと思っています(笑)。
※一般的には裏声(ファルセット)で高い声を出すほうが簡単ですが、チェンジを超えて声門閉鎖をした状態で高い音を歌えるようにしていくことが声楽における重要なテクニックの一つです。