文献に残っていることを再現してみたいという欲求
学生の頃に読んだ本にあった・2オクターブを超える半音階をいったりきたり軽々とできた
とか
・highCのさらに上のCを柔らかく何度も出すことができた
とかいう記述がどうにも気になって、人間にはそういうことが可能らしい…と、「なんで?」「どうやって?」「できるようになってみたい」と思った。
「失われたかつてのベルカント唱法を甦らせる!」…なんて言うと格好いいのだろうけれど、あいにく私は日本におけるキャリアの王道を歩んできてないので、時に奇声を発しながらの実験を一人で繰り返しているだけなのだけれども…(^-^;。
そんなのを繰り返し続けてもう早○年…そんな頃。
昨日の深夜につぶやいたことがなんだか少しウケていて、さっき確認したら2000回再生を超えてました。
びっくり!(゜ロ゜)
人間からこんな声出るの?的な器楽的な面での圧倒的な技術が欲しい。
— よこたん♪9/1Casa ClassicaさんにてLive!! (@utautai_soprano) May 5, 2019
かつての記録として残っているものを再現してやると思っているけれどまだ出来てないことがある。
悔しいなー。
昨日の声。
highhighCを柔らかい音で何回も?!できない。全然柔らかくない…。しかもhighhighC越えるとオエってくる。 pic.twitter.com/yUVEoBPHRl
という。
筋肉を引き伸ばすのが限界に近いのか、超高音で吐きそうになります。
柔らかく何回も歌う…?!いやー…無理じゃね?って思いつつ、でもできた人がいるということはそれに近いことはできるのでしょう。
…と思っていたら、私のツイートを見た方からリプライで歌手情報をいただきました。
かつてそれらをやってのけていた歌手達
…いるんですよねぇ~…(笑)
昔みたことがあるものもありましたが、私は名前をなかなか記憶できないので言われて調べるまでピンとこず…せっかく教えてもらったのでこれを期に何回もお名前を心の中で唱えようと思いました(^-^;
日本のジュディッタ・パスタを目指してと応援をもらったので、プロでオペラ出たこと無いけど、は?お前誰?的な「何故か歌えるその辺にいるかしゅふ(歌手+主婦)」を目指そうと思います(笑)。
残念ながら彼女は1865年没で、録音技術が出来たのが1877年なので歌声はわかりませんが…。
「できるはず」と思うことと、できる見本が身近に存在するだけで結構人は影響されてできるようになったりするので、そういうポジションを目指せたらいいかなと思います。(まずはできるようになりたひ…)
今回ツイッターで私もいい影響をもらえる情報をいただけましたし♪ヽ(´ー`)ノアリガタイ
色々と恐れ多い言葉をいただきましたが、たぶんですが、キャリアキャリア!ってなってキャリア形成のための道を歩んでいたら譜読みとか暗譜に多くの時間をとられてしまって遊びがないので、あんまりこうやって発声技術にばっかり拘ってなにかをやるということはできなかったのだと思います。
私は昔からこんな声が出たわけじゃないので。(音域も全体的に約1オクターブ狭かったです。)
子どもを3人産むなんていうのも、一般的にキャリア女性にはかなり難しい案件ですし。
権威とか名声とかを追い求めなくても、マイペースに何かを研究するというのもいいものです。
子どもの頃や若い頃は、好きなことばっかりやってると咎められることが多かったような気がしますが、ネットで温かいリアクションをもらえて「こういうのもいいのだな」と励みになりました。
どうもありがとうございました。