本当はバイトしたほうがいい(ネット上でマイペースに出来るお仕事をちょこちょこしてます)のですが、なんだか居ても立ってもいられないような違和感がすごくて、ゴタゴタと大量にものを捨てたりしている最近です。
不要なものにまみれている… Σ( ̄ロ ̄lll) …と。
心の荷降ろし作業をしたら、なんだか今まで鈍感になってて気が付かなかったものがやたら気になるようになりました。
…で、整理の傍ら昔の演奏会の資料だとか動画だとかもちょっと確認してみて…また、なんとも言えない猛烈な違和感と恥ずかしさ。
自分を自分でバカにしてたなー…と。
自分を素敵に演出することなんて違和感ありすぎて出来なかったなー…と。
やってる内容ややりたい内容は「きちんと感のあるもの」であるにも関わらず、広告の出し方にギャグ要素がはいって自分を小馬鹿にしているし、「私なんかがこんなことやっててすみません」的な雰囲気を醸し出しているというか…。
うん。
実際、「私なんかがこんなことやっててすみません」って、罪悪感を抱えてましたけども…。
こういう「私なんかが」っていうの、きっと人にも伝わっていたんだろうなぁ…と、今は思います。
自分で見返しても「何がしたいのコイツ?」って感じでした。
…………(´・ω・`)…………。
心屋仁之助さんのブログにこんな記事があるんですけど↓
自分を粗末にする実験
是非読んだ後に戻ってきてもらいたい…ですが、端的にいうと、自分の自転車のカゴにゴミを入れておくとどんどんゴミが溜まっていくという実験です。
自分で自分を粗末にしていると、粗末にされるんですよね。
自分で自分を大切にしていないと、大切にしてもらえなくなるんですよね。
もともとは「お前なんかが」って言われた~…みたいな些細な?きっかけで思い込んでしまうだけなんですが、思い込みの力ってすごくて、自分で自分にレッテルはるとそうなっちゃうんですよね。
粗末にしてたなぁ…って、なんだか高校生の頃、「○○(旧姓)っていじめたくなるよね~w」って笑いながら言われてましたが(実際、とても粗末に扱われていましたが)、そういう「粗末にあつかってください」オーラが出ていたんだろうなぁと思います。
…と、そんなことを言われながら、当時の私は不快感に蓋をしてニコニコ笑ってましたが。
…で、
不快感に蓋をしなくなったら…
ものすっごい違和感。
なにこれ!?
が、ありすぎて衝撃です。
あれもいらない。
これもいらない。
本当はずっと欲しいと思いながら、持とうと思えば持てるのに持っていない。
本当はやりたくないのにやってる。
そんなんばっか。
私は…今まで何をやっていたのだろう?
という。
自分が自分をきちんと「生きて」いないという衝撃。
んじゃ私は本当は何をしたいのだろうか?
どう生きたいのだろうか?
と自問自答。
いつまでも「申し訳無さ」を抱えて、「ごめんなさい」って言いながら活動するのか?
「こうあるべき」になれない自分を否定しながら生きていくのか?
…なんで?
と。
・
・
・
もう、そんな生き方…嫌だな………。
・
・
・
…そんなこんなでバタバタとサイトを整理して、息子が入院中ならやれるうちにやってしまえ!!と会場ブッキングして…な現在。
です。
…です。
なんだかこの1ヶ月くらいですごい変化(笑)
「私がマイクを握るとみんなが笑いました
でも歌い始めると― 」
一瞬シーン…となって、どよめきが起こった後、「意外な人がうまいよね~wwww」って笑う人の声が響きました。
結局笑われるんかい!…という残念なオチの私の高校時代の話なんですが…。
イギリスのオーディション番組で話題になったスーザン・ボイルさん。
彼女は当時のその全然垢抜けていなかった容姿で舞台に登場し、自信満々に「歌手になるのだ」と宣言し失笑されながら歌い始め…会場にどよめきが起こり、スタンディングオベーションを巻き起こしてその後華々しく歌手デビューすることになりました。
…何が言いたいのかというと、一見同じようなことをしている(上手い歌を歌っている)んですけど、全然中身が違うんですよね。
「自分のことをどう思っているのか」が。
よく、元いじめられっ子が何かの力を身に着けて見返すストーリーというのがあります。
…でも「何かを身に着けたからうまくいく」…んじゃないんですよね。
何かを身に着けたことは「きっかけ」に過ぎなくて、それで自分は実はすごいんじゃないか!っていう自信を持ったからうまくいくんですよね。
「自分に対するイメージが書き換わったから」うまくいくんです。
周りの扱いも変わるんです。
自分に対するイメージが書き換わっていないまま力だけ持ってもうまくいかないんですよね。
せいぜい「便利な人ポジション」に移行するくらいで。
下剋上の物語は、特に階層の下層部にいる人間には痛快なものがありますが、現実の世界では上層部にいる人間はそんなに簡単に下剋上させてくれません。
今までさんざんマウンティングしていた相手が急に力を持ってもねじ伏せようとします。既得権益は守ろうとします。粗探しなんていくらでも出来ますし、根も葉もない噂をバラまいて潰すパターンなんてよくある話です。
結局「戦える気持ち」が育ってないと、「今度は徹底的にやりあうぜ!」的な、「今までの俺とは違うぜ!!」的な、そういうのがないと戦うことが出来ないので下剋上なんて出来ないんですよね。
自分が自分をどう思っているのか。
まわりにどのように扱われてOKだとしているのか。
…自転車の話と同じですね。
私は高校時代、地味~に過ごしていましたが、志望大学が音楽系だったので「え?お前がピアノなんか弾くの?w」とか「お前が歌うの!?ww」とか笑われていました。
お前にそんな才能あるわけ無いだろ!と親にも叱責されていましたし、いつもどこか、「音楽をやるには不釣り合いな自分」…という気持ちがあって、「~が出来るようになったら自信がつくかな」と思って練習していました。
20代の頃は特に、常に「足りない」っていう飢餓感と焦燥感がありましたが、違ったなぁ…と、今は思います。
そうじゃないなぁ…と。
もう自分で「自分なんかが」って思わないで活動します!
7月2日、会場とっちゃいました! (詳細後日)
そんなわけで、どうぞよろしく♪