今さら?ソードアートオンランインをほぼ一気見して、ビーターへの当たりのキツさとかから昔のことを思い出したり。
— よこたんのメモ帳 (@utautai_soprano) May 29, 2017
当時は蓋をしてやり過ごしたけれど、心の中にずーっとしこりになっていたものを強く自覚してしまった。
幸せじゃなかった、みんな。
…あの時代はなんだったんだろう。
なんだかもやもやしていた最近でした。
たまたま所属した自由意思の集団で、人よりも何かが出来たら、それを人のために使う義務があるんだろうか。他にやりたいことがあっても?自分の時間や労力や、学んできたことや学んでいることを自発的に人に与えるのが正義?責任?
— よこたんのメモ帳 (@utautai_soprano) May 29, 2017
自分の目指す姿や欲する時間、人生は別にあるのに?
そんなん嫌だ。
知恵袋でも「ソードアートオンラインにてキリトが強いと何故他の人は疎ましく思うのでしょうか?」
なんて質問がたっていて。
回答にも
>いわゆるビーター達は初心者達にコツを教えることもなく、さっさと自分達だけでレベルを上げて先に進んでしまいました。
に「いけないこと」というニュアンスが含まれることに、なんともいえない気持ちになったのでした。
もちろんゲーム・アニメの話と実際は違いますけど。
…でも、求められることってそうだったなぁと。
大学1年の頃、自分なんかよりもめっちゃくちゃ出来る先輩達に囲まれてしごかれているのが幸せでした。
自分がどんどん引き上げてもらえるような気がして。
…でも、そんな時代は長くは続かなくて、卒業と同時に構成員ががらっと変わって、楽譜読めません&初心者たくさんという様変わり。
求めていた時間が過ごせなくなって、「音はとってきていて当り前」で「その先」の練習にあてていた活動時間が、音取りに膨大な時間がかかるように…。
オペラや重唱をやる団体…だったけれど、名前だけ残って、中身はもうそれどころではないという、全然違う団体になってました。
レッスン代を払えなかった高校時代、なんとか教育学部には入れたから学費を払ってもらえる4年間にいかに技術を磨くか…ばかり考えていた当時、そんな貴重な4年間を「人に初歩を教える」ことに膨大な時間がかかることが自分の中では大学にいる目的と大幅にズレていてかなりフラストレーションが溜まってました。
…が、そんなことを口に出したら反感を買うであろうことは想像出来ましたし、「容子ちゃんが頑張って」という卒業された先輩の言葉もあり、恩もあり、出来るだけこの団体のレベルをあげようと力んでました。
…結果、一部員のくせに他の部員・後輩に技術的に厳しい要求をする私のせいで疲弊する部員が増え、結果的には態度でもう十分すぎるくらい反感を買いました。
こないだも書きましたが、面と向かって「崇め奉られたいんだろ?」と言われたり…影でも色々言われていたようですし…まぁ、本当、色々ありました(笑)
もう、しんどいな。離れよう。
…と思って、顧問(師匠)に相談し、「立場が与えられてないからしんどいんじゃないの?教える勉強をする場所だと思いなさい。」と、学生指揮者をやるように言われ。
(教育学部の先生ですしね。)
言われるまま、そういう考え方もあるなぁと。
「教える勉強をする場」ということに、自分で在籍する理由づけをしました。
ギスギスして緊張感が高まった雰囲気で行われることになった、今後についての重大なミーティングの席。
私は、自分が「お前のせいで雰囲気悪くなったじゃないか!」と、影で言われていることを面と向かって言われるのだろうな~というつもりでの参加でした。
どうせ疎ましいやつだと思われてるし。どうせ嫌われてるし、と思いながら。
先生の提案の話をして、「そうでなければここを離れるつもりです」と。
…これ、きつかったですね(笑)。
「私はあなた達よりも出来るんだから、役割を与えてくれないのなら辞めます。」って言ってるに等しいですしね。
先生がこう言っていたからと言おうが、その場で私の口から言っているのだから、オブラートに包みようがない。
シーン。
とした中で、
「その言い方は無いと思う」
から始まり、
「無責任」
と。
あぁ、そうか。
って、思いながらも、自分の心の中でより一層、明確な一本の境界線がひかれていくのを感じました。
「やっぱり、私は理解されない。」
と。
私は別に偉そうに振る舞うことを望んでいるのではなくて、知的好奇心が満足出来る場にいたいと望んでいるのだけど、そういう私の欲求は理解されないものなんだなと。
そのコミュニティの中で権力を求めているように思われてるんだなぁと。
自由意志で離れるのは反対されるし、所属するのも周りに都合がいいようにあわせることを求められるんだなぁと。
当時のミーティングの結末は、
学生指揮者はおかない。
今までどおり。
でももっと、遊びのあるゆったりとしたコミュニケーションを大事に。
といった具合でした。
でも、私はもうこれ以上無理だなと思ったので、「とにかく私は今までと同じ関わり方は出来ない」と強く主張して、新しく「一年生指導係」を作って、新一年生の指導のみで関わることに。…こういった要求も結局押し通すかたちになり、雰囲気はだいぶ悪かったですが…(本当はそもそも辞めようと思ってましたしね)。
(結局その後、先生から直接話しがあったようで、半年後くらいから棒を振ることになりました。)
人って、嫌な記憶はなかなか忘れなくてw
この時の光景はすごくよく覚えてます。
朝から、「今日は私が処刑される日だな」って思って、とても緊張した状態でした。
実際、「お前のせい」っていうオーラを普段からよく感じてましたしね。
なんだか影で巧妙に印象操作をする人もいたりして、やることなすことがだいぶ歪んで解釈されることも多く、そんなつもりじゃないのにそういう風にとられてるの?!とびっくりすることもあれば、「あいつには適当に謝っておけばいい」だのなんだのと色々と後輩にも吹き込まれていることがわかったり…。本当、自分が何故そこに所属し続けなければならないのかわかりませんでした。
そのまま追い出されてしまえば私も楽だったのに、「無責任だ」の言葉で今までと同じようなことを、相手のペースに合わせて要求されるとは思いませんでした。
…「『私がみんなにあわせさえすれば』、感謝されながら集団に受け入れてもらえる人になれるよ!」という気遣い??のようなものもあり。
和をもって尊しとなす精神?
この時の「無責任だ」って言葉。
ずーっとしこりになってるんですよね。
責任ってなんだろうって。
むしろ、小さい頃から責任感が強くてしっかりしたお子さんですと言われてました。
係の仕事もなんでも、きっちりこなしてきました。
部長もやりましたし、色々とやりました。
同時に二つのことが出来ないタイプなのでたまに抜けてることは今もありますけど。
…でも、「無責任」と。
自分がやりたいことを優先すると無責任と言われる。
人の面倒をみないと無責任と言われる。
将来、なにがしかのかたちで音楽のプロになりたいという志を持っていて、そのために勉強に集中出来る学生の間は技を磨くことに集中したいという姿勢も、理解はされないんだなぁと。
無責任。
ズルい。
贔屓されてる。
環境が恵まれてるだけ。
身に覚えのない悪い噂。
対人操作。
無視。
事務連絡とばし。
握りつぶしたような粉々のお菓子。
…生きてりゃ色々ありますが、学生時代は本当、色々ありすぎました。
部活だけじゃなくて。大学の中でも外でも。
ある人にはひどく執着されていて、部活の人間関係にまでわざわざ入り込んできては印象操作をされたり…(むしろ火種はこちらだったのかもしれませんが)。
今思えばもっと気軽に、所属する集団を変えられたらよかったんでしょうね。
自分が「異質」ではない団体に所属していればよかったんでしょう。
誰にも気にもとめてもらえないような集団に入って、一番下からひたすら登っていくのを繰り返してる方が自分の知的好奇心も満足出来てよかったんだろうなぁと思います。
…別にログアウトできない命のかかったゲームじゃあるまいし。
違うゲームにログインすりゃよかったんですよね。
きっと。
…ソードアート・オンライン、ハッピーエンドでよかったなぁ(笑)
キリト、格好いいなぁ…!!!(*´ω`*)
おしまい。