方法論っていっぱいあるんですよね。
声楽も方法論で教えてもらいました。
少しだけマーケティングのことも学んだりして、そこにも方法論がありました。
…そしてある方が、「女を落とすのも方法論なんだよ!」って言ってました。
なんか嫌だけどww…実際、モテるためのハウツーみたいなのもありますよね。
結果が欲しければ方法論があるんですよね。
もちろん、情報が圧倒的に少なかった時代は「その方法論に出会えるかどうか」がそもそも運でしたけども。
でも、マーケティングを学んでいる時に、なんだか「自分に嘘をついている感じ」が払拭出来なくなり、それっきりです。
受容のあるものを追いかけていって売っていく…ということが、お金にはなるかもしれないけれども、いまひとつ面白くない…と。ワクワクしないっていう感じですかね。
「仕事でやるんだからある程度の我慢や妥協は必要」というのがたぶん従来型の価値観ですが、でももう、こんなに人が自由に発信できるようになって、流動的になってきた今、その価値観でもって成功をおさめてきた人と同じやり方でやっていこうとする姿勢ってどうなんだろう?と。そもそも「そういうのがもっと好きな人」がいますし…幸せ度合いで考えたら圧倒的にそもそも負けてるよなーと。。
自分が何に貢献出来るのか?
何に貢献していたら幸せを感じるのか?
という問いの先にあるものと、「需要が大きくあるところ」は必ずしも一致しませんし。
大学時代から
「将来何になりたいの?」
とう質問に、だいぶ詰まってました。
合唱指揮者か?声楽家か?
と選択を迫られて、まずは声楽家をチョイスしましたが…
てっきり「オペラ歌手になりたい!」っていう人だと思われてましたが、オペラ歌手として生活をしようと思ったら若い時期にドイツとかに行って専属歌手になるというのが安定の道…ですが、「日本語の歌を歌いたい」のに??と思いつつもたもた…色々と示唆に富むお言葉をいただきつつも、右往左往しているうちに歳を食いました(笑)。
まぁ、もうそこまで若くなかった&低身長な子持ち東洋人が海外に渡って希望があったのか?と問われると疑問ではありましたが。
そして日本人はよく「蝶々夫人が歌えるかどうか?」が問われますが、当時の私の声はまーだまだまだ発展途上。コロコロ系ばかり歌っていてヘビィな歌は歌ってませんでしたし、勝負できるという自信も正直ありませんでした。
「何になりたいか?」を置いておいて、自分の好みだけ言うなら、
ちゃんとハーモニーや音楽のうねりが存在しながら、人の心理描写が巧みに描かれている日本語の歌。
…が好きです。
今思うのは、既存の職業にたいして「これになりたい」って一直線に思えてなかったなぁ…と思います。
学生時代、貴女がやりたいことに一番近いんじゃないの?と言われたりもしつつ、日本独自のおぺらをという活動で有名な某団体を見学に行ったりもしましたが、当時(10年くらい前)は正直歌唱力に疑問が残り…なんか違う…と思い、それっきり(聞くところによるとその頃は歌える人があまりいなかった時期だったらしいです…こないだ久しぶりに聴いたら歌唱力が当時と全然違いました)。
人生ってタイミングもとても大切で、その年齢で出会ったからこそハマるということもよくありますよね。
ご縁ってやつで。
今まであった職業が無くなっていくと同時に、新しい職業がたくさん出来てきている今、「自分はこういうことで貢献出来ますよ!」がそのまま職業になる時代になってきているように感じています。
1985年生まれの私はこのところの世の中の変わりように驚いてますが、ありがたくその恩恵を受けながら色々とやってみて、それをそのままどんどん発信していこうかなと思います。
個人の名前がそのまま職業になる時代かなぁと。