2019-02-23 23:30:00
こちらは演劇界のお話。
面白いか、面白くないか。
それが問題だ。
面白くないものを面白くないと言えなくなったら、おしまいだ。
面白くないと思ったものを、素直にそう言ったら「君は無礼だ!」と叱られたらしい。
いみふ。
どう感じるのかが不自由だなんてそんなばかな!!
そんなんだから内輪回ししかできないのだ。
そんなんだから内輪回しで「素晴らしかった」と言い合いながら、盛り上がらないのだ。
…と。
あれ?
どっかで似たようなことを聞いたなーなんて。(爆)
評判がだいぶわかれている演目があって、私は観てないのだけども…絶賛している人、わりと冷静に「もっとこうしたらいいのに」と発言している人の両方の意見を読んだ。
…で、たとえそれがそこまでいいものじゃなくてもそうは言えない人…という人の存在を感じたりした。
人付き合い的に?
…この人が絶賛するときはもっと違うテンションだよなっていうのを知っていたので、その人の本音が透けて見えたような気がした。
…こういうのを見ると、コミュニティに所属することのメリットとデメリットの両方を見せられている気がする。
人を介して面白い話もやってくる。
けれど、しがらみが出来ると自由な発言もしにくくなる。
でも思うに、心が自由でなくなった瞬間、芸術は死ぬんじゃないんだろうか。
心が動いていないものでも、ありがたいラベルが貼ってあればいいとするならば、芸術の意味は一体なんなんだろうか。