2018-09-28 14:27:20
一時期バズったらしい記事なのだけれど、ツイッターでもシェアした記事。
凡人が、天才を殺すことがある理由。ーどう社会から「天才」を守るか?
人間関係がよく描かれていて非常に面白かった!!
創造性・再現性・共感性
…という点も、自分のスキルを振り返るのに参考になるなと。
私は歌に関しては師匠に「方法論」で教わって、練習の仕方も教わって、今に至る。
もちろん、それ「だけ」ではなかなか自分の中でうまく繋がらないから試行錯誤もするけれど、試行錯誤して「うまくいった!」と思ったら、昔師匠が「もっと○○なんだよな~」とかぼそっとつぶやいていたことと繋がったりする…(´Д`;)えー…。
うん。
自分は天才ではないわw
師匠のメソッドを広めるのが私の仕事かな。
大学一年の時などは、自分の名前を外国人の発音で言わされたり、ほぼど素人だった私は頭の中が「?」でいっぱいだった。
先生ご自身は技術を組み立てる順序にそってレッスンも進めてくださっていたのだろうし、なぜなのか?の説明もしてくださっていたけれど、正直音楽が西洋の文化だという認識すら無かった当時の私には内容がだいぶぶっ飛んでいて、大学三年が終わるくらいにようやくわずか理解できるようになってきた…というような感じだった(おかげで4年も残って研究してしまった・笑)
音楽って、天才と秀才の両方の要素が必要。
初期値がすごくても、成長スピードが早くても、やらなければ遠くへはいけない。
特に若い頃は、圧倒的な才能を前にすると自分のショボさに落ち込んだりもする。
でも人にはそれぞれ役割があって。
再現性のあるものを作った人間。
再現性を実証する人間。
再現性を普及する人間。
…色々いるからまわるんだなと思う。
冒頭のリンク先を読むと、人間はやはり、人と人の間にいるから人間なのだなと思った。
天才を「人間ではない」と周囲がした瞬間、実際、人間として生きられなくなってしまう。
人間って面白いな思う。
私も天才ではないけれど、自分の歩むスピードで、歩き続ける中で見える景色を楽しんで生きていこうと思う。